Majlis

majlistwitterでつぶやきはじめて、すっかりブログの更新が疎かになってしまっています。twitterの方はほぼ毎日何かつぶやいています。かなり以前にtwitterの方ではつぶやいていたのですが、ドバイであったコンペの話です。
タイトルのmajlisとは、中東の住宅等にある、家族や来訪者のためのリビング、ダイニングスペースです。床座かもしくは床に近い高さのソファーが置かれ、食事の時も床に座って、料理も床に並べれられて、みんな大勢で楽しく食事をするスペースです。
タカタも中東を旅行したとき、シリアで民家をゲストハウスに転用したところに滞在したことがあるのですが、食事は典型的なマジリススタイルの空間でとりました。床に座っての食事は、日本人にとっては違和感がなく、リラックスして食事が楽しめます。
今回のコンペは、4部門のカテゴリーがあって、モスク、マジリス、パターンデザイン(グラッフィクデザイン)、インスタレーションで、私たちはマジリスのインテリアデザイン部門に応募しました。1等は実際に、ドバイかアブダビのどちらかの都市でクライアントが紹介され実現するコンペです。
全体で31カ国から応募があったそうです。majlis部門では私たちを含め日本が2チーム、地元UAEが2チーム、ポルトガルチーム、ドイツチームの合計6チームが最終プレゼンに残りました。結果はドイツの方が1等に選ばれました。
最近のコンペは、インターネットで世界中から応募者が集まるようで、どこでどんなデザインのコンペがあるかネットで探し、作品の応募もまずはデーターをメールで送信、またはサーバーにアップロード、応募登録料が必要な時は、クレジット決済またはPaypal決済とインターネットベースでおこなわれています。今回のドバイのコンペは、審査発表が主催者側のtwitterで中継発表されました。
またFedexとKinkosとが一緒になってからは、データーを持ち込んで、出力してその場でプレゼンボードにして、梱包発送と、ものすごく楽になりました。
今まで国際コンペと言えば、大規模なものが多かったのですが、ここ最近はあらゆる規模やジャンルのものが目立つようになりました。一方ではチャンスが多くなって、面白い時代になって来たような気がしている今日このごろです。

私たちの応募作品

主催者のwebsiteは
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