月別アーカイブ: 2011年1月

松ぼっくりのsketch

松ぼっくり
息子が拾ってきた、松ぼっくりの根元をふと眺めてみると、美しい螺旋が見えてきました。いわゆる、植物などの成長形態にみられる『フィボナッチ螺旋』です。松ぼっくりの鱗片 (うろこみたいな部分)の並びや成長角度に、黄金比やフィボナッチ数の比率が現れています。
黄金比は自然界に多くみられ、大昔から数学、芸術、哲学などの分野で多くの人々を魅了してきました。生物形態などについても、「美しいなー」と思うところ、数学的法則が隠されていたりします。また、データーベース検索のアルゴリズムや株価分析にも利用されたりしているようです。
この松ぼっくりに興味がでてきたので、簡単にこの松ぼっくりをスケッチしてみました。Processingで、、、 続きを読む

ひかりん(光鈴)

ひかりん(光鈴)

第3回 京都・花灯路 創作行灯デザインコンペの一次審査を通過した案です。今月に最終結果が発表されます。3月末に京都の東山地区で開催される、露地行灯と生け花で約5kmの路を彩る、『京都東山花灯路』というイベントのなかで、行われているコンペです。最優秀案はある程度の数量が量産され、京都の街を照らします。

私たちの案は、竹籠が二重に光源を覆う行灯です。外側の竹籠は風でゆらゆらと回転します。重なった籠目模様を通した光が、様々な光と影の模様の変化を描きます。
「風鈴」が風の動きを音で表現するように、この行灯は空気の流れを光で表現します。

続きを読む

今年もよろしくお願いいたします。

みんなの木(赤レンガ倉庫バージョン)

ブログの更新がかなり遅く、申し訳ないです。旧年中はいろいろな方にお世話になりました。今年も、国内外を問わずデザイン活動をおこなっていきますのでよろしくおねがいいたします。写真は去年末に株式会社キクシマ主催の『エココロミ体感展』のキッズコーナー制作展示された『みんなの木』です。